福島県双葉郡浪江地区(4)

タバサ

2013年04月19日 13:44

こんにちは。

今日の浜松は朝から風が強く
お天気が安定しない日々が続いています。


皆様、まだまだ気温の差がありますので
お風邪など引かれません様
気をつけてお過ごし下さいね。


さて、福島最終報告
小高地区の様子を今日は報告したいと思います。

私が、約6ヶ月前に訪れた小高地区
今も尚、復旧されずそのままの状態で残されていました。


この広い大地、田んぼのように見えますが
ココは住宅が沢山建ち津波で流された場所です。
そして、家も人も全てが流されました。





そして、集められた瓦礫は行く当てもなく今もそのままの状態に・・・。




一歩町の中に足を踏み入れると・・・。
ところどころに壊れた車や家や瓦礫があの時のまま・・・。









みなさん覚えていますか?
海沿いに見える1軒のお家 今も寂しく建たずんでおりました。


そして津波で流されたであろう車もそのままに



こちらも津波で流され崖っぷちに置き去りにされたお家と船



海の真横にたたずむ住宅街






浪江町へ繋がる道は今も立入り禁止区域となっており入る事が出来なくなっています。

あの時と何ら変わらぬ風景




立入り禁止区域の側には憎き原発の線量計が・・・。




すべてがあの日のままの状態となっておりました。

そして、こんな瓦礫の中にもボランティア様の給餌活動のお陰で
何とか小さな命達が懸命に生きているのです。



あの震災から2年と1ヶ月が経った今も尚
この場所は、あの日のままでした・・・。

これが同じ日本で起こっている現実です。

いつになったら人や動物達が安心して住める場所になるのでしょうか?
あと、何年我慢すればいいのでしょうか?
こうして震災の爪跡は、今でも被災者様を苦しめております。

あと数日で、ゴールデンウィークが始まります。
是非、この長いお休みを使って
今の福島の、この現状をご自身の目で見て感じて来て欲しいと思います。

行き先の良く分からない支援金箱にお金を寄付するより
福島に出向き、地元の美味しいご飯を沢山食べながら
地元のお店で沢山お土産を買い、地元のホテルで宿泊する
これが、今もっとも必要な福島を風化させない
経済効果なのではないでしょうか?



そして、町が復旧する為には沢山の人の手がもっと、もっと
必要という事を今一度ご検討頂けたらと思っています。


どうか忘れないで下さい。
今も尚、苦しんでいる人達が居る事を・・・。


そして、最後にブログをご覧になり
あなたは、何を感じ何を思いましたか?



震災から1年の記録を本にしたものが御座います。
お取り寄せも出来ると思いますので一度ご覧になって頂けたらと思います。




さて、明日は7匹の新メンバーが我が家に仲間入りいたします。
またまた忙しくなりそうです・・・。


そして、21日(日)は譲渡会☆
ペッツマート和田店 AM10:00~PM3:00まで
行き場の無くなった子供達が沢山参加したしますので
皆様、遊びに入らして下さいね。

(当日のお引渡しはしておりませんのでご了承願います。)