福島県双葉郡浪江地区(2)
4月に再編され一部警戒区域が解除された浪江地区
ここ浪江に行くには6号線を通って行きますが・・・。
途中両脇には、震災の爪あとが未だに残っております。
津波で流されて来たであろう壊れた車が数十台・・・。道沿いに見えてきます。
そして、この6号線をも越える勢いで津波は襲い全てを飲み込みました。
浪江町や請戸地区に入るには、この第一検問所のバリケードを通って入って行きます。
(4月に再編されたばかりの場所ですから復旧作業もこれからとなるそうです。)
浪江町は一部警戒区域が解除になりましたが
帰還困難区域内は許可書がないと入れません。
許可書と身分証明書の提示がないと中に入る事は出来ない場所となっております。
誰も入る事の出来なかった浪江町
町の中は、2年1ヶ月前のまま時が止まった状態で残されていました。
古い家屋は崩れ落ち・・・。
道の所々にはブロックが倒れた状態の街中
郵便局も
駅の周辺も当時のまま残っておりました。
地震で遮断機も倒れたまま
そして浪江町の役場
消防署のお知らせ掲示板は悲しい事に、震災前の状態に・・・。
今年の4月まで立ち入る事も出来なかった浪江地区
町が復旧するまでには・・・。
あと、どの位の時間が掛かるのでしょうか?
4月まで立ち入り禁止区域だったこの地域にも
置いて行かれた小さな命は頑張って今も生きていると言う事を
知っていて欲しいと思います。